RaySheetを利用した開発について

RaySheetを開発者が利用する場合、「どこでもView」と呼ばれる機能を使います。「どこでもView」の実体はVisualforceコンポーネントです。RaySheetの機能をコンポーネント化し、VisualforceやApex、JavaScript、CSSで利用できるインターフェースを公開しています。それらインターフェースを駆使することで開発者がRaySheetの機能を利用することができます。

Salesforce標準画面の関連リストをRaySheetで置き換えたり、Visualforceページ開発での開発部品として使用したりすることができ、Salesforceのあらゆる箇所でRaySheetの機能を活用することができます。Salesforce ClassicおよびLightning Experienceのどちらでも使用することができます。

前提知識

「どこでもView」を使うには、次の知識が必要です。

  • Salesforceプラットフォームでの開発の知識
  • RaySheetユーザガイドで説明される機能の知識
  • HTMLとJavaScript、CSSによる開発の知識

ライセンス

「どこでもView」を利用するユーザは、次のライセンスが必要です。

  • Salesforceのライセンス
  • RaySheetのライセンス

ユーザへのRaySheetのライセンスの割り当て方法は、ユーザガイドのライセンス設定を参照してください。

権限セットとセキュリティ

「どこでもView」を使用するには、次の権限セットの割り当てとセキュリティ設定が必要です。

  • RaySheetの権限セットの割り当て
  • 「どこでもView」のために作成したVisualforceページのセキュリティ
  • Salesforceのクリックジャック保護のセキュリティ設定

RaySheetの権限セットの割り当ては、ユーザガイドの「権限セットの割り当て」を参照してください。

作成したVisualforceページのセキュリティを変更する手順は以下になります。

  1. Salesforce Classicの場合、「設定 > 開発 > Visualforceページ」をクリックする。Lightning Experienceの場合、歯車アイコンをクリックした後「設定 > カスタムコード > Visualforceページ」をクリックする。
  2. 「どこでもView」を使用しているVisualforceページを見つける。
  3. Visualforceページの左側に表示される「セキュリティ」をクリックする。
  4. 左のリストから割り当てるプロファイル、たとえば「標準ユーザ」をクリックして選択し、「>」ボタンをクリックして右のリストに追加する。
  5. 「保存」ボタンをクリックする。

Salesforceでは既定でVisualforceページのクリックジャック保護はオフになっていますが、オンに設定されていると「どこでもView」が動作しません。この場合、次の手順で無効化します。

  1. Salesforce Classicの場合、「設定 > セキュリティのコントロール > セッションの設定」をクリックする。Lightning Experienceの場合、歯車アイコンをクリックした後「設定 > セキュリティ > セッションの設定」をクリックする。
  2. 「セッションの設定」ページで「クリックジャック保護」の「標準ヘッダーがある Visualforce ページのクリックジャック保護を有効化」と「ヘッダーが無効化された Visualforce ページのクリックジャック保護を有効化」を両方ともオフにする。
  3. 「保存」ボタンをクリックする。

フォルダモードとオブジェクトモード

RaySheetは組織単位でディスプレイモードを設定します。このディスプレイモードの設定がソースコードレベルで「どこでもView」の利用に影響します。具体的には以下について注意が必要です。

影響の受ける内容 詳細
gcss:Spreadsheetコンポーネントのデータ属性 オブジェクトモードの場合はObjectを指定する必要があります。フォルダモードの場合はFolderIdを指定する必要があります。
showView フォルダモードでは使用できません。フォルダモードではshowFolderViewを使用する必要があります。
showFolderView オブジェクトモードでは使用できません。オブジェクトモードではshowViewを使用する必要があります。
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