ここでは、検索条件(Salesforce標準準拠)を設定する方法を説明します。
検索条件(Salesforce標準準拠)はSalesforceのリストビューと同じように条件となる項目を選びANDやOR、NOT、カッコなどの検索条件ロジックを指定することができます。また、SalesforceのリストビューをインポートしてRaySheetのビューを検索条件に流用することもできます。
例として、「取引先」オブジェクトのビューに対して「私の取引先」の範囲、かつ、「業種が水産・農林」または「都道府県(請求先)が東京都」の検索条件を設定します。
検索条件ロジックは手入力です。ロジックに誤りがある場合は以下のようなエラーメッセージが表示されます。
範囲は、レコードにSalesforceの「所有者」標準項目がある場合だけ使用できます。たとえば「取引先」オブジェクトでは、次の種類の「範囲」を使用できます。
加えて、取引先チームや取引先テリトリー、ケースチームの設定に応じて次のように追加の条件が利用可能になります。
検索条件には以下の3つを指定します。
「演算子」と「値」は、「項目」のデータ型によって指定できる内容が異なります。
Salesforceのデータが文字列の場合、次の演算子を使用できます。テキスト型、メール型、電話などが該当します
複数の条件を指定できます。カンマ(,)は「または」で条件の区切りを示します。カンマ(,)自身でフィルターしたい時は、その前にチルダ(~)をつけることで、文字としてフィルターできます。
Excelから複数のセルの値を条件にコピー&ペーストできます。複数のセルの値はペースト時に自動的にカンマ区切りの文字列に変換されます。
Salesforceのデータが金額や数値、パーセント型の場合、次の演算子を使用できます。
Salesforceのデータが日付型や日付時刻型の場合、次の演算子を使用できます。
値には指定した日付のほかに、「昨日」や「今週」といった相対的な日付を比較対象に使用できます。これはSalesforceのビューで使用する検索条件に指定する相対日付値と同様です。「n」には任意の数値を指定できます。たとえば「過去 n 週間」は「過去3週間」のように指定できます。
Salesforceのデータがチェックボックス型の場合、次の演算子を使用できます。
値にはチェックがオンの場合に「TRUE」、チェックがオフの場合に「FALSE」を使用します。
各検索条件には検索条件ロジックで使用される番号が付けられます。それら番号を検索条件ロジック演算子で区切って入力します。 たとえば、(1 AND 2) OR 3 によって、検索条件 1 と 検索条件 2 の両方か、または検索条件 3 と一致するレコードが検出されます。
検索条件ロジック演算子 | 定義 |
---|---|
AND | 両方の値と一致するレコードを検索します。 |
OR | いずれかの値と一致するレコードを検索します。 |
NOT | 値を除外するレコードを検索します。 |
Salesforceのビューの検索条件をインポートしてRaySheetのビューを簡単に作ることができます。詳細は「リストビューから検索条件をインポートする」を参照してください。