列型を変更する

Salesforceでは、数多くのデータ型があります。 ここでは、Salesforceのデータ型ごとに利用可能なRaySheetの列型や列型を変更する方法について説明します。

Salesforceのデータ型ごとに利用可能なRaySheetの列型

RaySheet上にSalesforceの項目を表示すると基本的にRaySheetの列型は自動に設定されます。 それ以外にもSalesforceのデータ型により選択可能な列型を提供しています。 たとえば、Salesforceの通貨型の項目はRaySheet側でテキスト型に自動設定されますが、数式型に変更することが可能です。それぞれのデータ型で利用可能なRaySheetの列型は以下の通りです。

Salesforce側のデータ型 RaySheet側のデフォルト列型 RaySheet側のデフォルト列型以外に利用可能な列型
自動採番 テキスト HTMLリンク
積み上げ集 テキスト 数値
参照関係 ルックアップ -
主従関係 ルックアップ -
URL リンク テキスト
イメージ
チェックボックス チェックボックス -
テキスト テキスト HTMLリンク
テキスト(暗号化) テキスト -
テキストエリア テキスト HTMLリンク
パーセント テキスト -
メール テキスト リンク
テキストエリア(リッチ) テキスト HTMLリンク
ロングテキストエリア テキスト HTMLリンク
時間 テキスト 時間
数値 テキスト 数値
選択リスト 選択リスト -
選択リスト(複数選択) 複数選択リスト -
地理位置情報 テキスト -
通貨 テキスト 数値
電話 テキスト リンク
リンク(電話)
日付 テキスト 日付
日付/時間 テキスト 日付時間

リンク(電話)列型はProfessionalエディションでは使用できません。

Salesforceの数式項目は戻り値のデータ型を設定できます。それぞれのデータ型で利用可能なRaySheetの列型は以下の通りです。

数式の戻り値のデータ型 RaySheet側のデフォルト列型 RaySheet側のそれ以外利用可能な列型
チェックボックス チェックボックス -
通貨 テキスト 数値
日付 テキスト 日付
日付/時間 テキスト 日付時間
数値 テキスト 数値
パーセント テキスト 数値
テキスト テキスト HTMLリンク
リンク
テキスト(※) イメージ テキスト
HTMLリンク
時間 テキスト 時間

※数式にBR、HYPERLINK、IMAGE関数を利用する場合、RaySheet側のデフォルト列型は「イメージ」と設定されます。

RaySheetの数式列はすべての列型を選択できます。

列型を変更する

列型を変更する方法を、URL型である取引先オブジェクトの「Webサイト」項目を例に説明します。 例えば、テキスト型に変更するには次の操作を実行します。

  1. ビューに列型がリンクの「Web サイト」列が表示されることを確認します。
  2. 「Webサイト」列ヘッダーを右クリックし「列の設定」を選択します。
  3. 「列の設定–Webサイト」画面が表示され「列型」にリンクが選択されていることを確認する。
  4. 「列型」を「テキスト」に変更し「OK」をクリックする。
  5. 「Webサイト」列がテキストに表示されたことを確認する。

注意

Salesforce側で項目のデータ型を変更した場合、RaySheetの列型には自動反映されませんので、RaySheet側でも列型を適切に変更する必要があります。

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